12月18日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、0.4%下落した陰線を記録し、終値は228.9万円でした。ビットコインは先週の金曜日に5%近く価格が下落し、弱気の値動きとなりました。現在も価格は移動平均線の下位で推移が継続しています。
- オシレーター・インジケーターは下落傾向です。CCIは-95まで下落。Fisherも昨日からマイナス圏に突入しています。MACDは遅行線の上位で推移も、足元で下落しています。オシレーターはモメンタムの悪化を示しています。
- ボラティリティ指数のADX（21）は下落し、弱気トレンドの勢いが落ちてきていることを示しています。
- ビットコインの日足は弱気のチャートに変化しています。週足は長い上髭を付け、2.2%下落しました。ここ数週間は底堅い値動きを見せていたビットコインですが、先週は大きく崩れました。チャートはかなり弱い形に変わり、今週は安値を試す展開が予想されます。価格調整期間が終了し、再度下落する可能性が高まっています。
価格は短期移動平均線の14EMA（234.2万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（236.5万円）は下落し、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（236.5万円）が先行スパン2（267.5万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-95）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-0.2）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger（0.5）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-25994）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal（-32052）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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