ビットコイン相場分析: 小幅な値動き相場も足元でモメンタムは上昇

12月4日の日足

ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIとMACDがマイナス圏で推移しており、これをコンファームしています。
日足は、1.3%上昇した陽線を記録し、終値は230.7万円でした。先週末は、価格がほぼ横ばいとなりました。小幅な値動きとなりましたが、移動平均線の下位を維持したまま推移しています。
オシレーター・インジケーターは上昇傾向です。CCIはマイナスで推移していますが、昨日は上昇。Fisherも本日ゴールデンクロスが発生しています。MACDもマイナス圏で上昇しています。オシレーターは短期でモメンタムの回復を示しています。
ボラティリティ指数のADX（35）は下落し始めており、弱気トレンドの勢いが落ちてきていることを示しています。
ビットコインの日足はここ3週間ほど230万円近辺での推移が続いています。先週の週足も0.1%の上昇となり、3週連続で陽線を記録しましたが小幅な上昇にとどまっています。レンジの推移が継続していますが、足元ではモメンタムが上昇しており、今週は高値を試す展開が期待されます。間近高値の250万円近辺が上値目処として予想されます。

価格は短期移動平均線の14EMA（232.0万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（254.4万円）は下落し、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（238.6万円）が先行スパン2（267.5万円）を下回り弱気示唆です。

弱気バイアス・シグナル　:　CCI（-24）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
強気バイアス・シグナル　:　Fisher（0.1）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger（0.3）を下回り、買いシグナルは出ていません。
弱気バイアス・シグナル　:　MACD（-84179）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal（-106390）を上回り、売りシグナルは出ていません。