11月13日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIとMACDがマイナス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、2.1%下落した陰線を記録し、終値は227.3万円でした。週末のビットコインは売りの流れが継続し、3日連続の陰線を記録しました。強い下落トレンドが発生し、上値が重い展開となっています。
- オシレーター・インジケーターは下落傾向です。CCIは-157で推移し大きくマイナスです。Fisherはマイナス圏で下落しています。長期オシレーターのMACDも先週からマイナス圏で推移しています。オシレーターは下落のモメンタムを示しています。
- ボラティリティ指数のADX（36）は上昇し、下落トレンドの発生を示唆しています。
- ビットコインの日足は先週の下落によりチャートは明確に弱気になりました。先週の下落率は26%を記録し、今年の最安値も更新しました。相場は、先週の海外取引所大手の破綻が影響し、現在の相場も反発がまだ弱い状態です。今週は底値を探る展開が予想され価格の下落に注意です。200万円近辺までの下落は覚悟する必要性が出てきました。
価格は短期移動平均線の14EMA（265.9万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（283.1万円）は下落し、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（269.8万円）が先行スパン2（269.8万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（−157）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-2.2）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger（-1.7）を下回り、買いシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-141421）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal（-51676）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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