ビットコイン相場分析: 短期で上昇幅が縮小、300万円台を維持できるか？

10月31日の日足

ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り、強気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがプラス圏で推移しており、これをコンファームしています。
日足は、0.1%上昇した陽線を記録し、終値は305.4万円でした。昨日は上下に動く展開となり、終値では前日からほぼ横ばいとなりました。日足はドージキャンドルとなり、売り買いが拮抗したことが示されました。価格は移動平均線の上位で推移し、強い値動きが続いています。
オシレーター・インジケーターはプラスでの推移です。CCIは足元で下落し122で推移。Fisherは上昇幅が落ち着きデスクロスの可能性が高まっています。MACDもプラス圏で遅行線を上回っていますが、上昇の勢いが落ちています。オシレーターは短期でモメンタムの停滞を示しています。
ボラティリティ指数のADX（23）は上昇しており、強気トレンドの発生を示唆しています。
ビットコインの日足は引き続き強気のチャートを形成しています。一方、足元では価格の上昇には一服感があり上値が重くなっています。押し目を付ける展開に注意が必要です。300万円台を維持できるかがポイントになるでしょう。短期的な売りをこなせば再度上値を狙うことが予想されます。