10月3日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り、強気トレンドを示唆し、短期オシレーターがプラス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、2.7%上昇した陽線を記録し、終値は283.7万円でした。週始めの昨日は買いが先行しました。終値は移動平均線の上位に浮上し底堅い値動きが見られました。
- オシレーター・インジケーターは上昇傾向で推移しています。CCIは昨日プラス圏を回復しました。Fisherはプラス圏で上昇が続いています。MACDはマイナス圏での推移ですが、上昇しています。オシレーターは全体的にモメンタムの回復を示しています。
- ボラティリティ指数のADX（16）は下落しており、相場のトレンドが弱体化していることを示しています。
- 昨日のビットコインは底堅い値動きとなり、280万円台を回復しました。9月21日以降は安値を切り上げるチャートを形成しています。オシレーターも回復基調にあり、下落懸念が和らいでいます。ADXはまだ上昇しておらず相場の方向感が弱いことを示唆しています。昨日は上昇した一方、相場はまだレンジで推移する可能性もあり不安定な値動きに注意です。
価格は短期移動平均線の14EMA（279.5万円）を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA（287.8万円）は下落し、長期トレンドは弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（286.7万円）が先行スパン2（299.0万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（43）はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（0.4）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger（0.3）を上回り、買いシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-21542）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal（-32377）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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