9月20日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、3.1%下落した陰線を記録し、終値は271.0万円でした。一昨日は底堅い値動きが見られましたが、昨日は再度上値が重い展開となりました。移動平均線の上位へ浮上することに苦労している値動きです。
- オシレーター・インジケーターは全てマイナス圏で推移しています。CCIは-87まで下落しています。Fisherはマイナス圏で遅行線を下回っています。MACDも今週デスクロスが発生し下落しています。オシレーターはモメンタムの悪化を示しています。
- ボラティリティ指数のADX（23）は下落しており、相場のトレンドが弱体化していることを示しています。
- ビットコインの日足チャートは引き続き弱い状態です。昨日は長い下ひげを付けた日足となり、反発が期待されましたが昨日は反落。まだ強い買い需要は戻っていない様子です。今後も上値が重い展開が予想されますが、強いトレンドはまだ出ておらず方向感に欠ける動きとなりそうです。
価格は短期移動平均線の14EMA（287.4万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（295.4万円）は下落し、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（296.3万円）が先行スパン2（299.5万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-87）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.6）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger（-1.2）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-35177）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal（-15898）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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