9月8日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、0.07%下落した陰線を記録し、終値は277.5万円でした。昨日は一昨日からほぼ横ばい推移となりました。270万円台を維持しています。
- オシレーター・インジケーターは全てマイナス圏で推移しています。CCIは小幅に上昇しており-61で推移しています。Fisherは遅行線下回り推移。MACDでは昨日ゴールデンクロスが発生しました。
- ボラティリティ指数のADX（24）は上昇しており、弱気トレンドの発生を示唆しています。
- 日足は移動平均線に近づいていますが、下位での推移となり弱いプライスアクションが継続。Fisherは上昇と下落が入り混じり、強い方向感を示せていません。
- ビットコインの日足チャートは弱気な形を崩していません。一昨日は3%ほど上昇しましたが、まだまだ下落に警戒が必要な状況です。このまま安値圏から抜け出せなければ、今年の最安値圏250万円を試す動きを想定する必要があるでしょう。
価格は短期移動平均線の14EMA（280.7万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（294.5万円）は下落しており、長期トレンドも弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（300.9万円）が先行スパン2（300.9万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-61）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-0.4）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-0.3）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-73135）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-75418）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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