8月29日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、4.0%上昇した陽線を記録し、終値は281.5万円でした。昨日は週末の流れが反転し、価格は底堅く推移しました。週始めは売られすぎの反動から買われました。
- オシレーター・インジケーターは全てマイナス圏で推移しています。CCIは大きく反発し、再度-100を上回りました。Fisherでは昨日、ゴールデンクロスが発生しました。MACDはマイナス圏で下落が継続しています。
- ボラティリティ指数のADX（22）は上昇し、弱気トレンドの発生を示唆しています。
- 昨日の日足は反発しましたが、移動平均線の下位で推移し、弱いプライスアクションを維持しています。オシレーターは短期で反発し、モメンタムの回復を示しています。
- ビットコイン相場は油断ができない展開ですが、昨日はある程度の買い需要の戻りが見られました。ドル建てでは2万ドルの節目にあたり、大きな節目の価格帯で買い戻す動きもあります。テクニカルでは反転の兆しがあり、先週からの下落の流れが反転する可能性を示唆しています。
価格は短期移動平均線の14EMA（291.1万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（305.6万円）は下落しており、長期トレンドも弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（294.1万円）が先行スパン2（297.9万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-97）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-2.5）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-2.6）を上回り、売りシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-84019）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-49782）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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