8月15日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り強気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがプラス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、0.9%下落した陰線を記録し、終値は321.5万円でした。価格は一時先週の高値を更新し335万円にタッチする場面がありましたが、短期的な売りが発生し、終値はマイナスとなりました。
- オシレーター・インジケーターは高値圏で推移していますが、短期で下落しています。CCIは小幅に下落し102で推移。Fisherは昨日、遅行線の上位を維持したものの、本日デスクロスが発生しています。長期オシレーターのMACDは遅行線を上回り、上昇が継続しています。
- ボラティリティ指数のADX（17）は低位で推移し、相場のトレンドが弱い状態を示しています。
- 今週の月曜日の日足は陰線となり、2日連続で下落しましたが、移動平均線の上位を維持しています。14EMA近辺では底堅い値動きも見られました。オシレーターは短期で下落しており、モメンタムの低下を示しています。
- ビットコインは昨日も小幅な値動きとなりました。短期オシレーターが示す通り、短期では上値が重い展開が続いています。一方、相場全体を見れば価格は300万円台をキープし、ここ2ヶ月の高値圏で推移しています。短期的な売りをこなせば再度高値を狙う展開が期待されます。
価格は短期移動平均線の14EMA（310.0万円）を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA（313.5万円）は下落しており、長期トレンドは弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（308.0万円）が先行スパン2（287.8万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス域で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス域で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス域で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（102）はプラス域で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（2.1）はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger（2.0）を上回り、買いシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（56445）はプラス域で推移しており強気示唆です。Signal（48653）を上回り、買いシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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