7月26日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIとFisherがマイナス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、0.1%上昇した陽線を記録し、終値は291.4万円でした。ビットコインは昨日、軟調な動きが見られ一時283万円まで下落しました。しかし終値にかけて買い戻され、僅かにプラスになりました。2日連続で移動平均線を下回り推移しています。
- オシレーター・インジケーターは下落傾向が強くなっています。CCIは続落し-37で推移。Fisherも下落が続き僅かにマイナスとなりました。上昇が続いていたMACDですが、ついに短期で下落が目立ち始めました。
- ボラティリティ指数のADX（19）は下落しており、相場のトレンドが弱い状態を示しています。
- ビットコインは昨日陽線を記録したものの、上昇幅は僅かで上値が重い展開が続いています。オシレーターは明確に下落し始めており、弱気のモメンタムを示しています。短期オシレーターはマイナス圏に突入し下落に注意を促しています。
- 本日も相場は軟調な展開が予想されます。ジリジリ価格を下げ安値を試す動きが見られます。引き続き売り目線の相場になるでしょう。レンジ安値からの買いも予想されますが、ADXを見る限り調整相場は終わりに近づいており次のトレンド発生が近づいています。下落トレンドの再開となれば底値割れもあるため警戒が必要です。
価格は短期移動平均線の14EMA（299.2万円）を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA（314.7万円）は下落しており、長期トレンドは弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（302.2万円）が先行スパン2（329.3万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス域で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-37）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-0.03）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（0.5）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（20113）はプラス域で推移しており強気示唆です。Signal（12425）を上回り、買いシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
.jpg&w=3840&q=70)
.jpg&w=3840&q=70)