7月18日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り強気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIとFIsherがプラス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、7.9%上昇した陽線を記録し、終値は310.3万円でした。今週のビットコインは月曜日から強く買われる展開となりました。ここ3週間の高値を更新しました。価格は14EMAの上位で推移し強いプライスアクションが見られます。
- オシレーター・インジケーターは上昇傾向にあります。CCIは150の高い位置で推移。Fisherはプラス圏で上昇しています。MACDはマイナス圏で遅行線の上位で推移しています。
- ボラティリティ指数のADX（21）は下落傾向にあり、トレンドが弱い状態を示しています。
- ビットコインは短期で上昇トレンドが明確化しています。日足は長期移動平均線近辺まで上昇しています。オシレーターも上昇しておりモメンタムの回復を示しています。プライスアクションとテクニカル・インジケーターは共に強気トレンドを示しています。一方、ADXは下落しており、まだボラティリティが上昇していないことには注意が必要です。
- ビットコインのチャートは短期でかなり改善しました。先週の週足は1.1%上昇し2週連続の陽線を記録しました。短期で強いビットコインですが、現在の価格はレンジ高値付近で推移しており、利益確定の売りも予想されます。また長期ではトレンドが転換したとは言いづらい状況が続いており、300万円より上位は上値が重くなることが予想されます。
価格は短期移動平均線の14EMA（287.2万円）を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA（317.2万円）は下落しており、長期トレンドは弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（285.4万円）が先行スパン2（329.3万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス域で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（150）はプラス域で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（0.9）はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger（0.4）を上回り、買いシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-27970）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-82494）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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