ビットコイン相場分析: 2日連続の上昇を記録し移動平均線の上位へ浮上、テクニカルが改善

7月14日の日足

ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り弱気トレンドを示唆し、短期オシレーターのCCIがプラス圏で推移しており、これをコンファームしています。
日足は、2.4%上昇した陽線を記録し、終値は285.5万円でした。昨日は一昨日の買われる流れが継続し続伸しました。価格は短期移動平均線の上位へ浮上し、強いプライスアクションが見られました。
オシレーター・インジケーターは上昇と下落がまちまちな状態です。CCIは続伸し38で推移。Fisherはマイナス圏で小幅に下落しています。MACDはマイナス圏で上昇しています。
ボラティリティ指数のADX（26）は下落傾向にあり、トレンドが弱い状態を示しています。
昨日のビットコインは価格が移動平均線を上回ったことで、テクニカルに大きな変化がありました。オシレーターは短期で上昇しているものもあり、モメンタムの回復が見られます。
相場全体としては、価格はレンジでの推移が続いています。今週前半はレンジ安値を試す動きになりましたが、下抜けに失敗した形になりました。テクニカルも改善しており、売りポジションには注意が必要です。現在はレンジの高値を目指す展開になっています。

価格は短期移動平均線の14EMA（282.1万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（326.1万円）は下落しており、長期トレンドは弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（277.1万円）が先行スパン2（329.3万円）を下回り弱気示唆です。

強気バイアス・シグナル　:　CCI（38）はプラス域で推移しており強気示唆です。
弱気バイアス・シグナル　:　Fisher（-0.3）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-0.1）を下回り、売りシグナルが出ています。
弱気バイアス・シグナル　:　MACD（-90034）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-128784）を上回り、売りシグナルは出ていません。