7月3日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス域で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、0.2%上昇した陽線を記録し、終値は261.0万円でした。昨日は8日振りの陽線となりましたが、小幅な上昇に留まりました。間近の安値圏で揉み合う値動きとなっており、上値が重い展開が続いています。
- オシレーター・インジケーターは下落傾向にあります。CCIは弱気のモメンタムを示す-125を示しています。Fisherはマイナス圏で下落しています。長期オシレーターのMACDはマイナス圏で遅行線を上回り推移しています。
- ボラティリティ指数のADX（42）は高水準で推移し、弱気トレンドの発生を示しています。
- 週末のビットコインは土日共に大きな値動きはなく、ほぼ横ばい推移となりました。6月18日に記録した安値240万円を更新していないものの、まだ強い買い需要は戻っていない様子です。オシレーターも短期では弱気のモメンタムを示しています。
- 今週のビットコイン相場は、引き続き上値が重い展開が予想されます。一方、足元の下落幅も縮小傾向にあり、売りポジションも取りづらい状況です。安値を更新すると売りが加速すると予想されるため、安値更新するタイミングでは値動きに注意です。足元でビットコインは小幅なレンジ内で推移しており、次の動きがあるまで様子も必要でしょう。
価格は短期移動平均線の14EMA（278.2万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（341.1万円）は下落しており、長期トレンドも弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（300.9万円）が先行スパン2（329.3万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-125）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.4）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-0.9）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-241550）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-260081）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
.jpg&w=3840&q=70)
.jpg&w=3840&q=70)