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ビットコイン相場分析: 日足は3日連続陰線、上値重い展開続き最安値を試すか？

ビットコイン相場分析: 日足は3日連続陰線、上値重い展開続き最安値を試すか？

真田雅幸

2022.06.29マーケット情報

6月28日の日足

ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIとMACDがマイナス域で推移しており、これをコンファームしています。
日足は、1.7%下落した陰線を記録し、終値は276.0万円でした。ビットコインは先週末の日曜日から上値が重い展開が続き、3日連続の陰線を記録しました。移動平均線の上位に浮上することができず、価格を徐々に下げています。弱いプライスアクションが目立ちます。
オシレーター・インジケーターは短期で下落しています。CCIは下落し-47で推移。Fisherは昨日、デスクロスが発生しました。長期オシレーターのMACDはマイナス域で上昇が継続しています。
ボラティリティ指数のADX（41）は高い水準を維持し、弱気トレンドを示唆している一方、高止まりを見せています。
ビットコインは足元の上値が重い展開を変えることができず、安値を試す展開となっています。先週まで上昇していた短期のテクニカル・インジケーターも下落し始め、モメンタムの悪化を示しています。
相場は足元の安値である250万円近辺まで下落する可能性が出てきました。一方、取引量はかなり先細っており、安値を大きく更新する展開も予想しづらい状況です。相場はまだ価格調整期にあると見られ、最安値圏では買い戻しも想定されます。

価格は短期移動平均線の14EMA（292.5万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（256.9万円）は下落しており、長期トレンドも弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（304.8万円）が先行スパン2（352.1万円）を下回り弱気示唆です。

Trending Signal

弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス域で推移
弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移

Centered Oscillator Signal

弱気バイアス・シグナル　:　CCI（-47）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
強気バイアス・シグナル　:　Fisher（0.9）はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger（1.0）を下回り、買いシグナルは出ていません。
弱気バイアス・シグナル　:　MACD（-263290）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-287047）を上回り、売りシグナルは出ていません。

ビットコイン相場分析: 日足は3日連続陰線、上値重い展開続き最安値を試すか？