6月14日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス域で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、1.1%下落した陰線を記録し、終値は299.5万円でした。昨日のビットコインは一時288万円まで下落する場面がありましたが、終値にかけて買い戻され下落幅を縮小させました。日足は下ひげを付けたローソク足を記録しました。
- オシレーター・インジケーターは下落傾向が続いています。CCIは大きなマイナスとなり-266で推移。Fisherは下落が続いています。MACDでは昨日デスクロスが発生しました。テクニカルは下落のモメンタムを示しています。
- ボラティリティ指数のADX（25）は上昇しており、弱気トレンドの発生を示しています。
- 昨日のビットコインは陰線となりましたが、買い戻しも入りやや下落の勢いが落ちた形となりました。 インジケーターは強い弱気のモメンタムを示しているため、強く反発した際は上値が重くなるでしょう。
- 昨日の陰線によりビットコインは8日連続で下落したことになり、短期ではやや売られ過ぎ感も出てきました。今後も上値が重い展開が予想されますが、安値圏から積極的に売っていく場面でもないでしょう。
価格は短期移動平均線の14EMA（367.8万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（410.3万円）は下落しており、長期トレンドも弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（349.8万円）が先行スパン2（405.1万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-266）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.2）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-0.7）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-183481）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-103047）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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