5月23日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーター（CCI、Fisher、MACD）がマイナス域で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、3.9%下落した陰線を記録し、終値は372.0万円でした。昨日は週始めから売られる展開となりました。先週末2日間の上昇をかき消す動きとなり、弱いプライスアクションが見られました。
- オシレーター・インジケーターは短期で上昇傾向が見られます。CCIは-61で推移しています。Fisherは遅行線を上回り推移。MACDでも2日前にゴールデンクロスが発生しています。テクニカルは全体的に弱気示唆が維持されているものの、モメンタムは回復基調です。
- ボラティリティ指数のADX（39）は、高値を維持もボラティリティが減少していることを示しています。弱気トレンドの停滞を示しています。
- 昨日のビットコインは390万円のレジスタンスに跳ね返されました。まだ上値が重い相場が続いています。弱気なチャートが継続していますが、テクニカルは下落の勢いが落ち着いてきていることを示しています。
- ビットコインは現在、先週の安値を試しています。370万円付近の足元のレンジ安値を割り込むと350万円の最安値圏まで下落する可能性があります。引き続き下落に警戒が必要です。
価格は短期移動平均線の14EMA（394.0万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（452.2万円）は下落しており、長期トレンドも弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（411.1万円）が先行スパン2（461.7万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-61）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-0.9）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-0.9）を上回り、売りシグナルは出ていませんが、本日からデスクロスが発生しています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-295510）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-307630）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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