5月19日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーター（CCI、Fisher、MACD）がマイナス域で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、5.6%上昇した陽線を記録し、終値は387.6万円でした。昨日は安値付近から反発する展開となりました。日中は軟調な値動きでしたが、終値にかけて買われました。小幅なレンジ内での値動きとなっています。
- オシレーター・インジケーターは短期的に上昇しています。CCIは-71まで回復。Fisherは遅行線を上回り、上昇中。MACDは遅行線の下位を維持していますが、下落の勢いが落ちてきています。オシレーターは上昇傾向にあり、弱気のモメンタムが低下していることを示しています。
- ボラティリティ指数のADX（39）は上昇しており、弱気トレンドの継続を示しています。
- 昨日のビットコインは安値圏でサポートされる形となりました。ここ1週間は360万円から400万円のレンジ内で推移しています。価格は移動平均線の下位を維持しており、まだ強い値動きは見られません。価格が調整しているためオシレーターは短期的に上昇し、価格の下落が一旦落ち着きつつあることを示しています。
- 昨日は安値付近で底堅い値動きとなったものの、チャート全体では弱気トレンドに変わりがない状況です。足元のレンジを上に抜けてくると相場の雰囲気が上向く可能性がありますが、現状は引き続き下落に注意が必要です。
価格は短期移動平均線の14EMA（407.0万円）を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA（464.4万円）は下落しており、長期トレンドも弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（407.9万円）が先行スパン2（467.6万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-71）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.0）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-1.2）を上回り、売りシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-328878）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-307600）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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