3月6日のビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーター（CCI,Fisher,MACD）はマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。
昨日のビットコインは2.5%下落した陰線を記録しました。移動平均線（14EMA）を下回り弱い値動きがみられます。終値は441.8万円でした。
オシレーターは全てマイナスに沈み、CCIは-56で推移。Fisherはマイナス域で下落中。MACDも昨日はマイナス域に突入しました。オシレーターは弱気のモメンタムを示しています。
ADX（21）は低位で推移しており、トレンドが弱い状態を示しています。
週末のビットコインは440万円を割り込む展開になりました。週足は僅かにプラスになったものの、先週高値から強く売られ、長い上ひげを付けた週足となりました。先週前半の強かった値動きは現在は反転しています。
値動きと同様、上昇していたオシレーターも現在は下落しています。プラスとマイナスを行き来する動きを繰り返し、方向感が読みづらい指標になっています。
今週のビットコインは、先週と比べかなり弱気に傾きました。現在は先週の安値付近である420万円を再度試す動きを見せています。420万円を割り込むと400万円まで下落するリスクが高まります。テクニカルは悪化傾向にあり、今週は下落に注意が必要な相場状況です。
昨日のビットコイン（BTC）の日足終値は、前日から2.5%下落した441.8万円でした。価格は14EMA（465.1万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（478.0万円）は下落しており。長期トレンドも弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1（469.2万円）が先行スパン2（453.6万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI（-56）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher（-0.4）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（0.0）を下回り、売りシグナルが出ています。
弱気バイアス・シグナル : MACD（-5964）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-48339）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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