2月27日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。
昨日のビットコインは3.5%下落した陰線を記録しました。週末は上値が重い展開になりました。終値は移動平均線を下回る436.3万円でした。
オシレーターは再度下落し始め、CCIは-76で推移。Fisherはマイナス域で遅行線を上回り推移。MACDはマイナス域で下落が継続しています。
ADX（26）は上昇しており弱気トレンドの発生を示唆しています。
週末のビットコインは2日連続の陰線を記録し売られました。移動平均線付近で上値が重くなり、先週後半の上昇幅を縮小させました。底堅く推移している一方、上昇にはまだ力強さが欠けている状況です。
先週、オシレーターは反転の兆しを見せていましたが、現在もまだマイナス域で推移しています。ADXも上昇しており、テクニカルは弱気相場を示唆しています。
ビットコインは先週400万円を割り込む場面がありましたが、強い買い戻しが入り、長い下ひげを付けた週足を記録しました。1.2%下落した陰線を記録しました。安値圏では底堅い値動きがみられるものの、ビットコインの現在価格は移動平均線を下回りっており下落に警戒が必要です。強気シナリオではまず移動平均線の上位450万円の回復を確認したいところです。
昨日のビットコイン（BTC）の日足終値は、前日から3.5%下落した436.3万円でした。価格は14EMA（453.7万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（478.4万円）は下落中で長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（447.0万円）が先行スパン2（435.1万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI（-76）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher（-0.8）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-1.3）を上回り、売りシグナルは出ていません。
弱気バイアス・シグナル : MACD（-93755）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-60943）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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