2月21日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。
昨日のビットコインは3.7%下落した陰線を記録しました。価格は移動平均線を下回り、終値は425万円でした。
オシレーターのCCIは下落傾向が続き-128で推移。FisherとMACDもマイナス域で下落が続いています。
ADX（23）は下落傾向が続き、ボラティリティが減少していることを示唆しています。
昨日のビットコインは一時450万円まで買われる場面がありましたが、買いは続かず高値を維持することができませんでした。夜に売られる展開となり、最終的には2日連続の陰線を記録しました。引き続き弱い値動きが見られました。
オシレーターは下落が続き弱いモメンタムを示しています。長短期のオシレーターが全て下落しており、テクニカルは売りポジションを推奨しています。
ビットコインは先週からの弱い流れを引き継ぎ、今週月曜日も冴えない値動きになりました。価格は徐々に間近安値付近の400万円に近づいています。1月後半のように再度サポートされるならそろそろ下げ止まって欲しいところですが、現在は買いが弱い状況が続いています。チャートは弱気を維持しており、本日も下落方向に注意が必要です。
昨日のビットコイン（BTC）の日足終値は、前日から3.7%下落した425.1万円でした。価格は14EMA（468.5万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（487.5万円）は下落中で長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（469.8万円）が先行スパン2（464.8万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI（-128）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher（-2.0）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-1.5）を下回り、売りシグナルが出ています。
弱気バイアス・シグナル : MACD（-49453）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（17190）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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