1月9日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り、強気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIとFisherがプラス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、0.3%上昇した陽線を記録し、終値は226.7万円でした。価格は移動平均線の上位で推移し、強いプライスアクションが見られます。昨日の日足は2日連続で上昇し、一時229.3万円を記録しました。一方、230万円手前では利食いが入り、終値にかけて売られ上昇幅を縮小させました。
- オシレーター・インジケーターは上昇傾向です。CCIは152まで上昇しました。Fisherは1.5を超え上限近辺まで上昇。MACDもマイナス圏で上昇しています。オシレーターはモメンタムの回復を示しています。
- ボラティリティ指数のADX（22）は下落し、弱気トレンドの勢いが落ちてきていることを示しています。
- ビットコインの日足は底堅い動きが続き、2日連続の陽線を記録しました。230万円の回復を狙うビットコインですが、これより上位の価格帯を目指すにはかなりの買い需要が必要でしょう。短期的なテクニカルは回復傾向にありますが、CCIやFisherなどのオシレーターは上限近辺まで上昇したため週後半は利食いが入りやすい相場となるでしょう。昨日の日足も上髭を付けており、短期的な上昇に翳りが見え始めています。足元の買い需要が一巡した可能性があり、今後は上値が重くなる事が予想されます。
価格は短期移動平均線の14EMA（223.6万円）を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA（232.9万円）は下落し、長期トレンドは弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（226.3万円）が先行スパン2（232.2万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformが圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（152）はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（1.6）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger（1.1）を上回り、買いシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-15824）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal（-28666）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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