12月16日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。
昨日のビットコインは2.9%下落し3日ぶりの陰線を記録しました。引き続きレンジ内での推移が続いています。終値は542.0万円でした。
オシレーターのCCIは-63で推移。Fisherは遅行線を上回り推移。MACDも短期で上昇しています。
ADX（33）は上昇しており弱気トレンドの発生を示唆しています。
昨日のビットコインは上値が重い展開となり550万円を再び割り込みました。移動平均線付近から売られ、弱気のプライスアクションが継続しています。
オシレーターは短期で上昇しておりモメンタムは改善方向にあります。MACDも本日、再び遅行線を上回っており長期オシレーターも徐々に上向きで推移し始めています。
ビットコインは昨日下落したものの下落幅は限定的でした。相場のボラティリティは下落傾向にあります。チャートは弱気な形が維持されていますが売り圧力も徐々に減退しており、引き続き530万円〜580万円のレンジ内での動きが想定されます。レンジ限付近では逆張りでポジションを狙いたいところです。
昨日のビットコイン（BTC）の日足終値は、前日から2.9%下落した542.0万円でした。価格は14EMA（568.2万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（618.2万円）は下落中で長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（577.5万円）が先行スパン2（649.9万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI（-63）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.5）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-1.9）を上回り売りシグナルは出ていません。
弱気バイアス・シグナル : MACD（-314105）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-312245）を下回り売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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