12月14日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。
昨日のビットコインは3.3%上昇した陽線を記録しました。早朝の終値にかけて買われ上昇しました。終値は550.2万円でした。
オシレーターのCCIは-83で推移。FisherとMACDはマイナス域で遅行線を下回り推移しています。
ADX（33）は上昇しており弱気トレンドの発生を示唆しています。
昨日のビットコインは先週の安値530万円付近でサポートされ反発しました。価格は移動平均線を下回っていますが、底堅い値動きが見られました。
オシレーターは短期で上昇しモメンタムの改善が見られました。Fisherでは本日、再びゴールデンクロスが発生しました。MACDでもゴールデンクロスの可能性があり今後注目のテクニカルポイントです。テクニカルはまだ弱気示唆ではあるものの足元では反転の兆しがあります。
今週は安値を試す展開だったビットコインは買い戻される展開となりました。ボラティリティは落ち着いてきており、弱気トレンドの勢いは徐々に落ちています。テクニカルも改善傾向にあり売りポジションには注意が必要そうです。今後はレンジ相場に移行する可能性が出てきており、530万円〜580万のレンジ幅が想定されます。
昨日のビットコイン（BTC）の日足終値は、前日から3.3%上昇した550.2万円でした。価格は14EMA（574.3万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（623.5万円）は下落中で長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（579.1万円）が先行スパン2（649.9万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI（-82）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.9）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-1.7）を下回り売りシグナルが出ています。
弱気バイアス・シグナル : MACD（-333868）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-310346）を下回り売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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