12月5日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。
昨日のビットコインは0.3%上昇し4日ぶりの陽線を記録しました。土曜日の急落の反動から買い戻されましたが小幅な上昇にとどまりました。終値は560.0万円でした。
オシレーターのCCIは-238で推移しています。FisherとMACDはマイナス域で遅行線を下回り下落中です。
ADX（26）は上昇しており弱気トレンドの発生を示唆しています。
ビットコインは先週末に大きく下落し強く売られました。安値の600万円を割り込むと一気に下落が加速しました。弱い値動きとなり週足は-14%を記録しました。
オシレーターは全て下落しておりモメンタムは下落方向に推移しています。下落トレンドが明確化しておりテクニカルは売りポジションを推奨しています。
先週は、金曜日まで小幅なレンジで推移していましたが、レンジを下に抜けると下落トレンドが再開しました。先週、先々週と2週連続で金曜日に強く売られる展開となりました。
週末の下落によりADXが上昇し弱気トレンドの発生を示唆し今後も上値が重い展開が予想されます。今週は安値を試す値動きも想定されます。
昨日のビットコイン（BTC）の日足終値は、前日から0.3%上昇した560.0万円でした。価格は14EMA（627.7万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（650.8万円）は下落中で長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（622.3万円）が先行スパン2（649.9万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI（-238）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.3）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-0.9）を下回り売りシグナルが出ています。
弱気バイアス・シグナル : MACD（-275976）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-173100）を下回り売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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