11月24日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。
昨日のビットコインは0.3%下落した陰線を記録しました。取引は下落して始まりましたが終値にかけて小幅に反発しました。終値は661.2万円でした。
オシレーターのCCIは-95で推移しています。Fisherはマイナス域で下落しています。長期オシレーターのMACDも遅行線を下回り推移しています。
ADX（25）は上昇しており弱気トレンドの発生を示唆しています。
昨日のビットコインは今週の流れを引き継ぎ売られる傾向がありました。価格は一時650万円を割り込み安値を試す展開になりました。昨日は安値圏から買い戻されましたが長期移動平均線の回復には至りませんでした。
オシレーターはモメンタムの低下を示唆していますが、短期では上昇の兆しを見せています。短期オシレーターのCCIとFisherは大きく下げた反動から上昇しています。一方、オシレーターはまだマイナス域で推移しておりテクニカル的には売りポジションが推奨されています。
ビットコインは昨日の日足で下ひげを付け安値でサポートされた形になっていますが、高値を切り下げるチャートが維持されています。安値から買い戻しが入りましたがまだ楽観視はできない状況です。14EMAも下落しており引き続き弱い展開が想定されます。
昨日のビットコイン（BTC）の日足終値は、前日から0.3%下落した661.2万円でした。価格は14EMA（683.0万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（665.3万円）は横ばい推移で長期トレンドは中立です。一目均衡表の雲は先行スパン1（695.3万円）が先行スパン2（650.1万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI（-95）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.9）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-1.7）を下回り売りシグナルが出ています。
弱気バイアス・シグナル : MACD（-85668）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（6109）を下回り売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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