11月23日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。
昨日のビットコインは2.4%上昇した陽線を記録しました。安値から小幅に反発しましたが、長期移動平均線の上位を回復することはできませんでした。終値は663.2万円でした。
オシレーターのCCIは-112の低位で推移しています。Fisherは下落傾向が続いています。MACDもマイナス域に突入し下落が続いています。
ADX（25）は上昇し弱気トレンドの発生を示唆しています。
昨日のビットコインは3日ぶりの陽線を記録しましたが、反発は限定的で強い買い需要は戻っていません。価格は移動平均線を下回り弱気の価格推移が続いています。
オシレーターは弱気のモメンタムを示唆しています。長短期のインジケーターがマイナス域で下落しておりテクニカル的には売りポジションが推奨されています。
ビットコインは昨日反発しましたが、週足ではまだ陰線が記録されています。チャートは弱気トレンドが明確化され短期では強く買える状況では無いでしょう。高値を切り下げる相場が続いていおり、引き続き上値が重い展開が予想されます。
昨日のビットコイン（BTC）の日足終値は、前日から2.4%上昇した663.2万円でした。価格は14EMA（686.4万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（665.4万円）は横ばい推移で長期トレンドは中立です。一目均衡表の雲は先行スパン1（702.2万円）が先行スパン2（650.1万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI（-112）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.7）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-1.5）を下回り売りシグナルが出ています。
弱気バイアス・シグナル : MACD（-73401）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（29054）を下回り売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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