12月2日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り、短期トレンドは強気を示唆しています。短期オシレーターは足元で上昇し、モメンタムの回復を示しています。
- 昨日のビットコインは5.8%上昇し、終値は1424万円でした。火曜日は強く反発し、安値圏からの買い戻しが継続しました。月曜日のマイナス分が帳消しになり、日足は移動平均線の上位に浮上しました。
- オシレーター系インジケーターは、短期で上昇傾向で推移しています。CCIは-19まで上昇し、本日からプラス圏を回復しています。Fisherはプラス圏で遅行線を下回っています。長期オシレーターのMACDはマイナス圏で上昇しています。
- ボラティリティ指数のADX（36）は下落傾向にあり、トレンドの弱体化を示唆しています。
- 今週のビットコインは月曜日に1300万円にタッチし、安値を試す動きがありました。安値圏ではしっかり買い戻しが入り、日足は現在移動平均線の上位を回復しました。オシレーターも上昇傾向にあり、短期的にはテクニカル指標が強気に傾いています。長期チャートはまだ弱気となっていますが、このまま価格が移動平均線の上位を維持できれば、長期投資家からの買いも戻ってくるでしょう。ADXは高値から下落しており、弱気トレンドの終了に向かっていることを示唆しています。10月と11月の2ヶ月間で売られ過ぎたため、短期的にも買い戻しが入りやすい状況です。
- 価格は14EMA（1414万円）を上回り強気示唆です。53EMA（1531万円）は下落傾向で、長期トレンドは弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1420万円）が先行スパン2（1524万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-19）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。CCIは本日からプラス圏を回復しています。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（0.3）はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のTrigger（0.6）を下回り、買いシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-475239）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-576275）を上回り、売りシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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