10月20日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。オシレーターはマイナスで推移しており、弱気のモメンタムを示しています。
- 昨日のビットコインは1.6%上昇し、終値は1670万円でした。日足は3日連続の陽線を記録しています。先週末から買い戻しが入っていますが、日足は移動平均線の下位で推移しています。
- オシレーター系インジケーターは、短期では反発が見られます。CCIは-78で推移しています。Fisherは遅行線を上回っています。長期オシレーターのMACDはマイナス圏で下落傾向です。
- ボラティリティ指数のADX（27）は下落しており、トレンドの弱体化を示しています。
- 今週のビットコインは反発して取引が始まりました。短期オシレーターは売られ過ぎ圏で推移していたことから、買い戻しが入りました。一方、移動平均線が推移する1700万円手前では上値が重くなる動きも見られました。長期のテクニカルは弱気を示していますたが、下落方向への警戒は引き続き必要になります。短期では買い戻しも見られますが、上昇トレンドの復帰にはまだ調整が求められるでしょう。
- 価格は14EMA（1694万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（1707万円）は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1696万円）が先行スパン2（1725万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-78）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.7）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger（-2.1）を上回り、売りシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-222076）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-44936）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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