2月25日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、短期トレンドは弱気を示唆し、オシレーターは足元で下落し、モメンタムの低下が示唆されています。
- 昨日のビットコインは3.4%下落し、終値は1324万円でした。日足は3日連続の陰線となり、合計で約8%の下落となっています。価格は短期移動平均線から下乖離し、下落方向への動きが強くなっています。
- オシレーター系インジケーターは、短期で下落傾向です。CCIは-311まで下落し安値を更新しました。Fisherはマイナス圏で遅行線を下回っています。長期オシレーターのMACDも下落が続いています。
- ボラティリティ指数のADX（47）は20を上回り、弱気トレンドの発生を示唆しています。
- 今週は強く売られる展開となり、足元の円高も影響し価格は一時1300万円割れとなりました。終値にかけて1300万円台は回復しましたが、下落方向への警戒感が強くなっています。短期オシレーターのCCIは-300を下回り、2022年のFTXショック以来の水準を記録しました。短期ではまだ底打ちは見えていないものの、長期では徐々に買い戻しも入る相場状況と言えるでしょう。本日は1300万円台を維持できるかが注目ポイントとなります。
- 価格は14EMA（1437万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（1489万円）は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（1422万円）が先行スパン2（1495万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-311）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-2.2）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger（-1.7）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD（-387321）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal（-281504）を下回り、売りシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
.jpg&w=3840&q=70)
.jpg&w=3840&q=70)