年末に向けたポジション調整相場か、日足は7日連続でマイナス
12月23日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り、短期トレンドは弱気を示唆し、オシレーターは下落方向で推移し、モメンタムの低下が示唆されています。
- 昨日のビットコインは0.08%下落し、終値は1491万円でした。相場は足元で上値が重い動きとなっており、7日連続の陰線を記録しました。先週から利益確定売りが出やすい状況となっており、日足は移動平均線を下回っています。
- オシレーター系インジケーターは、短期で下落傾向です。CCIは今週マイナスで推移しており、現在-64で推移しています。Fisherはマイナス圏で遅行線を下回っています。MACDはプラス圏を維持も遅行線を下回り、下落しています。
- ボラティリティ指数のADX(29)は20を上回り、強気トレンドの発生を示唆しています。
- 今週のビットコインは、小幅にマイナスで取引されています。年末ということもあり、ポジション調整のための利確売りが出やすい状況となっています。テクニカル面では短期オシレーターのCCIが-64で推移し、-100を下回ってくると売られ過ぎ水準となり買い戻しも意識され出すでしょう。ADXも年末に近づくに連れ下落しており、ボラティリティの低下を示唆しています。相場全体としてはまだ強気なチャートが維持されており、下がれば買いという状況には変わりないでしょう。1450万円近辺から下は反転を狙った買い入れが発生する可能性が高いと考えられます。
- 価格は14EMA(1528万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(1406万円)は上昇しており、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1542万円)が先行スパン2(1341万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-64)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-0.8)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger(-0.2)を下回り、 売りシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(280059)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のSignal(439441)を下回り、買いシグナルは出ていません。