先週金曜日の下落分を解消、価格は800万円台を回復
9月9日の日足チャート
- ビットコインの日足値は移動平均線(14EMA)を下回り短期トレンドは弱気を示唆していますが、短期のオシレーターは反転しており、モメンタムの回復が示唆されています。
- 昨日のビットコインは4.6%上昇し、終値は818.7万円でした。今週も先週同様に月曜日に買われる動きとなり、週末と合わせて金曜日の下落分を帳消しにしました。一時は短期移動平均線の上位に浮上する動きもありましたが、終値にかけて反落し移動平均線を僅かに下回りました。
- オシレーター系インジケーターは、短期で反転の兆しがあります。CCIは大きなマイナスから-83まで回復しました。Fisherではゴールデンクロスが発生し、売りシグナルが解消されました。MACDは遅行線を下回っていますが、足元で上昇しています。
- ボラティリティ指数のADX(27)は20を超えていますが、昨日は下落し弱気トレンドの方向感が弱くなっていることを示唆しています。
- ビットコインは、先週の下落の反動から買い戻され800万円台を回復しました。結果として700万円台が2番底になる可能性が出てきました。短期のオシレーターも上昇してきており、相場には安心感が戻ってきています。一方、昨日の上昇により日足と移動平均線との乖離は埋まっており、ここから上昇するにはさらなる買い需要が必要になるでしょう。長期ではまだ下落トレンドとなっているため、過度な楽観視は禁物です。
- 価格は14EMA(827.1万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(888.2万円)は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(830.0万円)が先行スパン2(889.0万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-83)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-2.7)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger(-3.7)を上回り、 売りシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-285861)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal(-232975)を下回り、売りシグナルが出ています。