Weekly Technical Analysis: 週足は下落トレンドラインが継続、週後半は下落に注意か

12月1週の週足

ビットコインの週足は引き続き弱気のチャートを形成しています。昨年から続く下落のトレンドラインも継続しています。週足は足元で3週連続で陽線を記録し、先週の終値は230.7万円でした。今週はこれまで0.09%下落した陰線となっています。
現在の週足は約2ヶ月間移動平均線（24EMA）を下回り推移しています。まだ、安値圏で取引されており上値が重い展開となっています。ここ4週間の高値240万円を超えるまでは、弱気トレンドが継続していると言えます。週足のテクニカルは全体的に弱気トレンドを示唆しており、大きな相場の変化は見られません。

ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り、弱気トレンドを示唆し、オシレーターのMACDがマイナス圏で推移しており、これをコンファームしています。
日足は、1.7%下落した陰線を記録し、終値は230.1万円でした。これまで3日連続で陽線を記録していましたが、昨日は反落。移動平均線も小幅に下回り、弱いプライスアクションとなりました。
オシレーター・インジケーターは下落の兆しが見られます。CCIは23まで下落。Fisherは本日デッドクロスしています。長期オシレーターのMACDはマイナス圏で遅行線を上回り推移しています。オシレーターは短期的な上昇のモメンタムの低下を示しています。
ボラティリティ指数のADX（31）は下落し始めており、弱気トレンドの勢いが落ちてきていることを示しています。
ビットコインの日足は昨日、移動平均線を下回り、上値の重さを示しました。これまで236万円の先週の高値を目指していましたが、高値更新にかなり苦労している値動きです。オシレーターも反落し始め、テクニカルはやや低下傾向です。本日も買い戻しが入らないようだと、安値を再度試す展開が予想されます。週後半にかけて下落に注意が必要な環境になっています。