昨日は日次で86万円の大幅上昇も価格調整はまだ不十分か?
3月20日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り強気トレンドを示唆していますが、オシレーターは短期で下落しており、モメンタムはまだ強くありません。
- 昨日のビットコインは9.2%上昇し、終値は1023.8万円でした。今週は下落する展開が目立つ相場となっていましたが、昨日は大幅反発となり移動平均線の上位を回復しました。価格は先週レジスタンスとなった1020万円台近辺での値動きとなりました。
- オシレーターは下げ止まりを見せていますが、短期でマイナスでの推移となっています。CCIは-15で推移。Fisherは遅行線を下回っていますが、本日ゴールデンクロスが発生しています。長期オシレーターのMACDもプラス圏で遅行線を下回っています。
- ボラティリティ指数のADX(43)は下落しており、強気トレンドの弱体化を示唆しています。
- 今週のビットコイン週足は、昨日の反発により週始めとほぼ同値の水準で推移しています。昨日は86万円の上昇と大きく買い越されました。米中銀行のFOMCの結果が好感され、株式市場と共にビットコインも上昇しました。先週からビットコイン相場は上がりすぎた反動で利確売りが発生し、昨日の安値は920万円台でした。高値からは、約15%下落した所から反発する形となりました。調整局面入りが示唆されていましたが、テクニカル的には売られすぎ水準の前に買い戻されました。短期ではモメンタムが回復する可能性がありますが、調整が中途半端となったため高値圏では上値が重くなることが予想されます。長期オシレーターのMACDは現在も下げており、調整局面が今後も続く可能性を示唆しています。利確を考えている投資家にとっては、1000万円台は戻り売りの水準として意識されるか?
- 価格は14EMA(999.1万円)を上回り強気示唆です。53EMA(870.6万円)は上昇しており、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(967.7万円)が先行スパン2(854.6万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-15)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-1.2)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger(0.7)を下回り、売りシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(445956)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(591744)を下回り、買いシグナルは出ていません。