BTCはAI投資懸念で8万ドル割れ どこまで下値広げるか?

29日のビットコイン(BTC)円は1282万8366円から取引が始まった。東京時間は、アルファベットの決算を受けてAIへの巨額投資の採算性を巡る懸念が強まり、相場は急落したものの、ドル建てで節目となる8万ドル(≒1261万円)周辺では下げ止まった。米国時間序盤には、第3四半期の米PCEの伸びが前期から鈍化したほか、9月PCEも概ね市場予想と一致し、米短期金利が低下すると、相場は1291万6860円まで反発した。ただ、その後は戻り売りに押され1270万円台まで水準を下げると、今朝方にはアマゾンやインテルの決算を受けてハイテク株への警戒感が一段と強まり、米株先物が急落。BTC相場も連れ安となり、1223万3915円まで安値を広げ、終値は1228万8501円と、ドル建てで8万ドル水準を明確に割り込んだ。


本日のBTC相場は、引き続き下値を模索する展開となるか。今朝方のアマゾン決算では、AWSの成長が確認された一方、AIへの巨額投資によるキャッシュフロー悪化が嫌気されたほか、インテルの弱い業績見通しも半導体株の重石となっている。アルファベットに続き、AI需要そのものよりも巨額投資の採算性に市場の関心が集まっており、米ハイテク株の調整が続けば、BTCも連れ安となる可能性がある。また、今朝方には大手暗号資産取引所バイナンスから最大57億ドル規模の資産が流出した可能性があると報じられた。現時点ではBTCそのものの安全性に関わる問題ではなく、大局的なトレンドを左右する材料とはみていないものの、同取引所からの出金が加速すれば、短期的に相場の不安定化を助長する可能性には注意したい。昨日は節目の8万ドルを明確に割り込んだことから、目先は100日移動平均線が位置する7万6000ドル(≒1199万円)、さらに下では200日移動平均線の7万3000ドル(≒1152万円)周辺が下値目途として意識されよう。



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bitbank Report 2026/10/30:BTCはAI投資懸念で8万ドル割れ どこまで下値広げるか?






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