BTCは8万ドル挟み横ばい 重要イベント控え様子見か

26日のビットコイン(BTC)円は1256万5798円から取引が始まった。東京時間は、AI関連株への警戒が燻るなかアジア株や米株先物が軟調に推移し、BTCもドル建てで節目の8万ドル(≒1260万円)を割り込むと、安値1245万4000円まで下落した。尤も、原油価格や米金利の低下が相場の下支えとなり、欧州勢参入後には8万ドルを回復。米国時間にはAI関連株への買い戻しを背景に米主要株価指数が上昇するなか、高値1270万8113円まで値を戻した。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて上値追いも続かず、その後は8万ドルを挟み込む推移となり、終値は前日比0.29%高の1260万1146円とほぼ横ばいだった。


本日のBTCは、8万ドルを軸に方向感を示しづらい展開が続くか。前日の米株市場では、アンソロピックのIPO申請を受けてAI関連を中心にハイテク株が持ち直しており、BTCにとっても一定の支援材料と言えよう。ただ、今週はFOMCに加え、ハイパースケーラー各社の決算を控えており、上値を積極的に追えるかは不透明だ。FOMCについては金利据え置きがほぼ織り込まれ、12月の利上げ観測も相応に織り込まれていることから、サプライズが出る可能性は低いだろう。むしろ注目したいのは大型テック各社の決算だ。先週の株式市場では、AIへの巨額投資や半導体需要の持続性を巡る懸念がハイテク株の重石となっただけに、今週の決算でこうした不安が和らぐか否かはBTCの地合いを見通す上でも重要と言えよう。目先は重要イベントを見極めつつ、8万ドル近辺での底堅い推移を想定している。

















