BTCは原油安を受け急反発 8.3万ドル突破で上値伸ばすか

20日のビットコイン(BTC)円は1299万9005円から取引が始まった。東京時間から欧州勢参入後にかけては、原油価格の上昇や米株先物の下落が相場の重石となり、ジリ安に推移した。前日の米国市場ではハイテク株が反発していたものの、AI関連株への警戒が燻るなか、米株先物はその上昇の勢いを維持できず、BTCは一時1283万9300円まで下落した。尤も、米国時間には米国とイランの交渉進展観測を受けて原油価格が急落すると、米株も切り返し、BTCは一転して急反発。高値1316万6537円まで上昇した。その後は高値圏で揉み合いとなったが、ドル建てで8万3000ドル(≒1314万円)周辺では上値を抑えられ、終値は前日比1.04%高の1313万4606円となった。


本日のBTC相場は、ドル建てで8万3000ドル(≒1314万円)を明確に上抜けられるかが焦点となろう。下値では引き続き8万ドル周辺のオプション需給が相場を支えているほか、週明けには米現物ビットコインETFへ5億ドル超の純流入が確認された。昨日分のETFフローはまだ数字が出揃っていないものの、同程度の流入が連日確認されれば、需給面だけでなく市場センチメントの改善にもつながる可能性がある。また、AI関連株を巡る警戒はなお燻っている一方、昨日の米株市場ではナスダックこそ小幅安となったものの、値上がり銘柄が値下がり銘柄を大きく上回るなど、幅広い銘柄に買いが広がった。尤も、中東情勢を巡っては米国とイランの交渉進展期待がある一方、イエメンの親イラン派武装組織によるサウジへの攻撃や、ホルムズ海峡を通航する船舶への攻撃が続いているとの報道もあり、原油安がこのまま継続するかは不透明だ。総じて、本日のBTCは底堅い推移を見込むが、8万3000ドルの突破可否が目先の方向感を左右しそうだ。同水準を明確に上抜ける場合には、8万4000〜8万5000ドル(≒1330万〜1346万円)レンジまで水準を戻す展開が視野に入ろう。



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bitbank Report 2026/10/21:BTCは原油安を受け急反発 8.3万ドル突破で上値伸ばすか













