BTCは上げ幅維持できず横ばい AI関連株への懸念燻る

19日のビットコイン(BTC)円は1295万3903円から取引が始まった。東京時間は原油価格の下落や米株先物の上昇を眺めて買いが入り、高値1313万7000円まで上昇した。尤も、ドル建てで8万3000ドル(≒1316万円)にタッチすると上値を抑えられ、欧州勢参入後には原油価格が反発して下げ幅を縮小するなか、BTCも失速した。米国時間には原油高が続いたほか、米金利の上昇も相場の重石となり、東京時間の上げ幅を掻き消した。その後は1290万円台後半で下げ止まり、終値は前日比0.34%高の1299万9682円となった。


本日のBTC相場は、ドル建てで節目の8万ドル(≒1268万円)周辺の需給に支えられつつも、狭いレンジ内で小甘く推移する展開が見込まれる。オプション市場では8万ドルストライクへの建玉集中とディーラーのポジティブガンマが維持されており、同水準では引き続き相応のサポートが期待されよう。一方、昨日はナスダックが反発したものの、値下がり銘柄が値上がり銘柄を上回るなど上昇の広がりには乏しく、先週売りの中心となったコアウィーブも軟調に推移しており、AI関連株を巡る警戒が後退したとは言い難い。また、昨日のBTCは8万3000ドル(≒1316万円)で上値を抑えられており、目先は同水準が戻りの目安として意識されそうだ。足元の原油高が和らげば、インフレ警戒や米金利の上昇圧力を通じた相場への重石が幾分軽減される可能性はあるが、積極的に上値を追う材料にも乏しい。総じて、8万ドル周辺では下げ渋る一方、8万3000ドル近辺では戻り売りが入りやすいと指摘され、本日はレンジ内で上値の重い展開となりそうだ。

















