BTC一時8万ドル割れも急反発 オプションカットオフ後の動きに注目

15日のビットコイン(BTC)円は1290万7172円から取引が始まった。前日の米消費者物価指数(CPI)上振れを受けた下落の流れを引き継ぎ、東京時間は上値の重い展開となったが、ドル建てで8万1000ドル(≒1280万円)を割り込むと押し目買いが入り、ジリ安ながらも底堅く推移した。米国時間に発表された9月の米卸売物価指数(PPI)は前月比1.3%、前年比6.3%といずれも市場予想を上回り、BTCは節目の8万ドル(≒1265万円)を一時割り込んだ。尤も、AI関連銘柄への警戒を背景に米国債へ逃避需要が入るなか、PPI上振れを受けた米短期金利の上昇は限定的となり、FF金利先物市場でも10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での金利据え置き観測が優勢を維持。米株も安寄り後に切り返すと、BTCは8万ドル割れから急反発し、1300万円周辺まで値を戻した。その後も同水準を維持し、終値は前日比0.71%高の1299万8521円となった。


本日のBTC相場は、引き続きドル建てで節目の8万ドル周辺を維持できるかが焦点となろう。CPI、PPIとインフレ指標の上振れが続くなかでも相場は底堅さを維持しており、市場は想定していた以上にFRBの様子見姿勢を信用しているようだ。尤も、FF金利先物市場では10月FOMCでの金利据え置き観測がジリジリと後退しており、積極的に上値を追う展開も見込みにくい。一方、昨日はエヌビディアのフアンCEOによるコアウィーブへの擁護発言を受けてAI関連株への警戒がやや和らいでおり、本日もナスダックが小締まる展開となればBTCの下支えとなろう。また、本日は週次オプションのカットオフを控えており、通過後も8万ドルストライクに建玉が集中する状態が維持されるかにも注目したい。総じて、金利据え置き観測が緩やかに後退するなかでも、株式市場とオプション需給を支えに8万ドル周辺で底堅さを維持できるかを見極める一日となりそうだ。



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bitbank Report 2026/10/16:BTC一時8万ドル割れも急反発 オプションカットオフ後の動きに注目














