BTCはFOMC通過も上放れ失敗 AI投資懸念継続で8万ドル維持できるか

28日のビットコイン(BTC)円は1277万0020円から取引が始まった。前日の米ハイテク株反発の流れを引き継ぎ、東京時間は1280万円周辺で小動きに終始しつつも、欧州勢参入後には1285万円周辺まで水準を戻した。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)や米ハイテク企業の決算を控え、米国時間序盤にかけては上げ幅を吐き出し、一時1269万8930円まで下落した。その後、FOMCでは景気判断が引き上げられた一方、政策金利は据え置かれ、先行きの利上げ余地も残されたが、いずれも概ね市場予想通りの内容となった。相場はFOMC通過後に1290万3173円まで上昇したものの、米ハイテク企業の決算を受けて上げ幅を縮小し、終値は1282万8366円となった。


本日のBTC相場は、米ハイテク株の軟調な地合いに注意したい。昨日はドル建てで節目となる8万ドル(≒1263万円)周辺から一時反発したものの、上値を伸ばし切れず、同水準からの上放れに失敗した格好となった。今朝方の決算では、マイクロソフトがAI需要の底堅さを示した一方、アルファベットは巨額投資の採算性を巡る懸念から時間外で大幅安となり、米株先物も下落している。AI需要そのものへの不安は和らいだものの、投資負担への警戒感はむしろ強まった格好と言え、本日のBTC相場は既に下げ足を速めている。また、本日は米7〜9月期GDPと9月PCEの発表を控える。12月の利上げは既に相応に織り込まれている一方、来年の政策金利のパスを巡っては市場の見方が定まっておらず、結果次第では金利見通しが振れる可能性がある。目先は8万ドル周辺を維持できるかが引き続き焦点となろう。



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bitbank Report 2026/10/29:BTCはFOMC通過も上放れ失敗 AI投資懸念継続で8万ドル維持できるか













