ビットコイン2.8万ドル回復 イエレン財務長官の姿勢軟化
23日のビットコイン(BTC)対円は反発し前日の下げ幅を縮小。ドル建てでは節目の28,000ドル(≒366.3万円)を終値で回復した。米連邦公開市場委員会(FOMC)を通過して一時は353万円近辺まで下げたBTC相場だったが、この日は360万円周辺での揉み合いで始まると、アルトコイン主導の上げで366万円まで戻した。その後、緻密なリサーチと空売りで有名なヒンデンブルグリサーチが、Cash Appのブロック(SQ)をショートしたとの発表を受けBTC相場は緩んだが、寄り付きの米株が上昇すると379万円付近まで急反発。米株の反落に連れてその後は押す場面もあったが、イエレン米財務長官の「必要であれば追加で(預金保護の)措置を取る準備がある」との発言で切り返した。


一昨日には「全ての銀行預金を保護することは考えていない」と証言し、市場のリスク選好度を萎縮させたイエレン財務長官だったが、昨日は姿勢を軟化させ市場を安心させた。また、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが5月以降に打ち止められることが確実視される中、5月の金利据え置き観測も強まり、昨日は金利動向に敏感な米2年債がおよそ半年ぶりに3.8%を割った。FOMCでは年内の利下げ開始を否定されたが、市場はFOMCを信じておらず、再び経済指標を頼りに手掛かりを探る展開となりそうだ。今夜は2月の米耐久財受注とS&PグローバルのPMIが控えており、消費や事業活動の減速が確認されれば、BTC相場には追い風となろう。



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bitbank Report 2023/03/24:ビットコイン2.8万ドル回復 イエレン財務長官の姿勢軟化










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