BTCは2.4万ドル乗せ失敗で反落 FOMC前に踏みとどまれるか?
30日のビットコイン(BTC)対円は反落し週末の上げ幅を解消した。週末にドル建てで節目の24,000ドル(≒312.4万円)を試したBTCだったが、上げを主導したアルトコイン相場が東京時間に失速すると、310万円周辺からジリ安に転じた。海外時間に入ると、米連邦公開市場委員会(FOMC)や主要な米テック企業の決算を控え米株先が下落し、BTCも連れて下げ足を速め300万円近辺まで下落。その後もアルトコインの売りや、引けにかけての米株の下落が相場の重石となり、BTCは300万円を割り込んだ。


FOMCが相場調整の切っ掛けになるかと指摘したが、一足先にポジション調整的な売りが入った格好か。しかしチャート上では、BTCは日曜日の上げ幅を掻き消した程度となっており、相場は依然として今月の高値圏を維持している。ドル建てでは、昨年9月高値の22,650ドル(≒294.8万円)がサポートとなっている。また、既に一部のアルトコインには押し目買いが入っており、BTCも本日は一旦足元の水準で踏みとどまるか。ただ、今月のBTCは年末年始の膠着相場から一転して上昇し、FTXショックの下げ幅を奪回する復活劇を演じてきたが、FOMCを目前に現状から保ち合い上抜けは難しいと指摘される。



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bitbank Report 2023/01/31:BTCは2.4万ドル乗せ失敗で反落 FOMC前に踏みとどまれるか?







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