テスラ決算でBTC乱高下 レンジ上抜けまたも失敗
25日のビットコイン(BTC)対円は反発。対ドルでは23,000ドル(≒297万円)を終値で回復したが、円高の影響でBTC対円は上昇幅を圧迫された。昨日朝方に発表されたマイクロソフトの決算が今一つだったことで米株先が軟化したことを受け、東京時間のBTCも上値を重くした。一方、相場はドル建てで、日曜日安値(22,300ドル≒288万円)近辺で短くダブルボトムを形成すると、米株の戻りに連れ高となりネックライン(297万円)の上抜けに成功。この日はカナダ中銀(BoC)が主要国としては初めて利上げの一時休止を表明した。今朝方にはテスラの決算で、同社がBTCを追加売却していなかったことが明らかとなり、BTC相場は一時308万円まで上値を伸ばしたが、すかさず売りが入りほぼ全値押しとなった。


週前半に利食いが入ったアルトコイン市場からは売り一服感がうかがえ、目先のBTC相場の支えとなろう。BTC相場は底堅くも週末からのレンジ上放れには失敗しているが、本日は米第四・四半期GDP成長率、明日には12月個人消費支出(PCE)と米連邦公開市場委員会(FOMC)が着目する指標の発表を控えており、そろそろ方向感が出てくるか。GDP成長率が前期の3.2%と比べ市場予想の2.6%以上に鈍化していなければ、市場にとってはポジティブと見ている。










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