BTCは粘り腰発揮で反発 ドル円相場の動きに注意
16日のビットコイン(BTC)対円は上昇し、昨年11月8日ぶりに終値で270万円を回復した。米国のインフレ減速、引いては米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ方針転換期待の台頭でBTCは年初から上値を伸ばす展開。週末の相場は260万円台で足踏みとなったが、昨日東京時間には動意づき270万円を回復。その後、米株先の下落に連れて押す場面もあったが、米時間には押し目買いの様相で下げ幅を奪回し反発。ドル円相場の上昇もあり、BTC対円は276万円にワンタッチした。


底堅い推移が続くBTC相場だが、ドル建て相場の昨年11月高値(21,500ドル≒276.9万円)が引き続きレジスタンスとなっている格好だ。本日は日本銀行がイールドカーブコントロール(YCC)のテコ入れ若しくは撤回も囁かれており、ドル円相場の下値リスクに警戒だ。ドル安はBTCに追い風となりうるが、円高が急速に進めば円建てのBTC価格には下押し圧力となる。昨日の値動きから鑑みてBTC相場の腰は相応にしぶとい印象があり、ドル建てでは昨年11月の高値上抜けを試す展開が視野に入る。










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