米株続落でも底堅いBTC 1.7万ドルを終値で回復
6日のビットコイン(BTC)対円は3日続伸し、230万円台中盤に戻した。週明けにBTC対ドルが8日安値17,500ドル(≒240万円)回復を試したが、米供給管理協会(ISM)の非製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回り10月から改善したことで、米株の下落に連れ安となり上げ幅を解消。一方、昨日は節目の17,000ドル(≒233万円)近辺で下げ止まり、東京時間から同水準を挟み込み揉み合いに終始。来週に迫る米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に好調な経済指標が続き、昨日は米株が続落したが、ディフィカルティの大幅下方調整もあってか、BTCは底堅く推移すると、今朝方に小幅に上昇し、17,000ドル水準を回復した。


9月〜10月にかけての相場上昇の伴わないハッシュレートの上昇により、ビットコインのマイニング収益性は悪化する一方となり、FTXショック以降は実需筋の売り圧力が市場でも懸念されていたが、ディフィカルティの低下でこうした懸念も少しは後退するか。ただ、FOMCを目前に雇用統計とISM非製造業PMIの上振れを受けてリスク選好度が萎縮しており、昨日も指摘の通り、9日の米生産者物価指数(PPI)の発表までBTCの上値は限定的と言えよう。引き続き、相場は17,000ドル近辺では底堅さが期待されるが、目先の上値目途としては、4時間足200本移動平均線や日足ボリンジャーバンド2σが位置する17,300ドル〜17,400ドル(≒237万円〜238.6万円)エリアを見ている。










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