ビットコイン失速も底堅く推移 主要アルトは節目上抜けを試す
直近3日間で28%程上昇し、市場の上昇を牽引したライトコイン(LTC)が節目の80ドルで失速し、24日のビットコイン(BTC)も連れて230万円周辺で失速。東京時間には、一時、上値を試す場面もあったが、2014年のMt.Goxハッキングに関与したウォレットからBTCが移動されたとの情報も出回り、上値を圧迫された。一方、16,500ドル水準となる228.8万円周辺で相場は下げ渋ると、バイナンスが独自の業界復興基金(Industry Recovery Initiative、IRI)に10億ドル貢献するとブログで発表し、既に複数の企業から合計で5,000万ドルの献金を受けたと明かしたことで、相場は弱々しくも反発し下げ幅を縮小した。


節目の17,000ドル(≒235.7万円)を試す勢いで上昇していたBTCだったが、米国が感謝祭の祝日で取引が細り、相場も動意薄となった模様だ。感謝祭翌日となる今日の米市場は半日の営業となり、相場が本格的に同意づくのは米国の重要指標が目白押しとなる来週の週央からとなるか。ただ、「閑散に売りなし」とも言われるように取引が細っている間はBTC相場も下げ渋る展開が続くと指摘される。また、LTC相場が80ドル乗せをうかがう中、イーサ(ETH)も節目1,200ドル定着を試す展開となっており、本日はアルト主導でBTC相場が支えられる可能性もありそうだ。



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bitbank Report 2022/11/25:ビットコイン失速も底堅く推移 主要アルトは節目上抜けを試す







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