アルト失速でBTCも連れ安 中間選挙でどう動く?
7日のビットコイン(BTC)対円相場は2日続落するも、対ドルでは20,000ドル台中盤(≒293.5万円)を維持した。東京時間のこの日の相場は小幅に反発し310万円を試したが、一部アルトコインに利食いが入り上値を圧迫されると、欧州市場序盤に下げ足を速め305万円を割り込んだ。米市場終盤には米株に連れ高となる場面もあったが、1,600ドル(≒23.4万円)に乗せたイーサ(ETH)や半減期の織り込みで先週から上昇していたライトコイン(LTC)を筆頭に売りが入り、BTCも連れ安で300万円近辺まで押した。足元の相場は、リッチモンド連銀のバーキン総裁が利上げペースについてより慎重になる準備ができたと発言したこともあり、やや反発している。


テクニカル的には、BTC対ドルは昨日の下落で、一目均衡表の雲上限でサポートを確認した格好だ。一部アルトコインの利食いがBTC相場の重石となったが、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの期待感は健在と言え、目先のBTC相場はテクニカル的な節目で押し目買いが入りやすいだろう。本日の米中間選挙では、現在、上下両院で過半数を占める民主党が苦戦を強いられる状況となっているが、市場では共和党の両院での勝利はこれ以上の財政支出を抑えるとの観測からポジティブに受け取られる可能性があり、リスク選好度の改善が期待できると見ている。










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