米商品先物取引委員会(CFTC)、残る委員は暫定議長のファム氏一名のみに
米商品先物取引委員会(CFTC)は、ジョンソン委員が9月3日に退任することで残る委員は暫定議長のファム氏のみとなり、事実上1人体制に陥った。今年に入り計4人の委員が退任または退任予定を示しており、組織は空洞化している。トランプ政権は親暗号資産派の共和党人材で体制を固める方針で、委員長候補としてブライアン・クインテンツ氏を指名したが、上院委員会での承認投票は2度延期され、ホワイトハウスや業界関係者の意向も絡んで難航している。CFTCは今後の暗号資産規制の権限拡大を担う可能性があり、議会での立法作業と併せてその空白が市場に影響を与える状況となっている。





