FRB理事、暗号資産が「金融・決済システムの一部として織り込まれつつある」と述べる
米連邦準備制度理事会(FRB)の理事クリストファー・ウォーラーは、暗号資産が「金融・決済システムの一部として織り込まれつつある」と述べ、FRBが暗号資産を受け入れる新時代に入ったと表明した。バイデン政権期の抑制姿勢からの転換であり、銀行の暗号資産活動に対する制限も緩和された。ウォーラーはまた、決済イノベーションを行う企業向けに限定的な「スキニーマスターアカウント(簡易マスター口座)」の導入を提案し、FRBの決済システムへの直接アクセスを提供しつつ、利息や残高上限を設けてリスクを抑制する仕組みを説明した。