G20傘下のFSB、「プライバシー法が国際的な暗号資産規制協力を阻害」
G20の金融安定理事会(FSB)は、暗号資産に関する国際的な規制協力を進める上で、プライバシー法が重大な障壁になっていると指摘した。ビットコイン誕生から16年が経過した今も、各国当局が信頼できる暗号資産データにアクセスできない状況が続いているという。FSBは、木曜日に公表した107ページに及ぶピアレビュー報告書の中で、各国の暗号資産規制には依然として大きな不整合と空白が存在し、それが「規制裁定やデータの欠落、市場の分断化」を招いていると警告した。





