Coinbase、オフショアのカスタマーサポート担当者がサイバー犯罪者に買収されKYC情報など流出
Coinbaseは、オフショアのカスタマーサポート担当者がサイバー犯罪者に買収され、KYC情報やアカウント管理データが流出したとSECに報告した。被害には住所や電話番号、ID情報などが含まれ、詐欺目的のソーシャルエンジニアリングに悪用された可能性がある。関与者は即時解雇され、影響は月間取引ユーザーの1%程度とされる。補償費用などに1億8000万〜4億ドルの支出が見込まれており、犯人側は2000万ドルの支払いを要求したが、Coinbaseは拒否し、同額の報奨金プログラムで追跡に乗り出した。情報公開の遅さには批判も集まっている。